QCTとRed Hat社は共同で、プライベートおよびハイブリッドクラウド向けのOpenStack リファレンスアーキテクチャーを提供QxStack Red Hat OpenStack PlatformはRed Hat社の実績あるOpenStack製品と、QxStack Auto-Deployment Tool、およびQCTハードウェアを組合わせて、企業およびサービスプロバイダー向けに展開、管理、拡張が容易な高可用性のOpenStackクラウドを提供します。サンノゼ, カリフォルニア—2017年6月20日—Quanta Cloud Technology (QCT)は本日、OpenStackクラウドの完全な検証済みリファレンスアーキテクチャを発表します。これは、企業やサービスプロバイダー向けに柔軟なインフラストラクチャの設計、展開、運用、拡張のプロセスを簡素化します。 QCT QxStackと呼ぶRed Hat OpenStack Platform を含む新しいリファレンスアーキテクチャーは、Red Hat社と共同で開発され両社から入手可能です。 高効率なハードウェアを提供する世界有数のプロバイダーのインフラストラクチャー上に世界最大のオープンソースソフトウェア企業のソフトウェアを搭載した事前インストール、事前構成済みの環境を提供します。
QCT QxStack with Red Hat OpenStack Platformのクイックリンク QCTは、ハイパースケールクラウドおよびハイパーコンバージド・インフラストラクチャーの世界有数のプロバイダーです。Red Hat社は世界有数オープンソースソリューションプロバイダーです。QCTとRedHat社はOpenStackソリューションについて長期にわたる協力関係を築いています。QCT QxStack with Red Hat OpenStack Platformには、QCTハードウェアと、その上で動作するプライベートやハイブリッドクラウド環境向けの堅牢で復元力のある高可用性OpenStack環境、Red Hat Ceph Storage、およびRed Hat提供Ansibleを含むRed Hat OpenStack Platformが含まれています。 Red Hat OpenStack Platformは高いスケーラビリティをもつ実績あるIaas(Infrastructure-as-a Service)ソリューションです。これはオープンソースのクラウドプラットフォームとして益々多くの世界的な組織が選ばれつづけています。
Red Hat OpenStack Platformは、Red Hat Enterprise Linuxと連携し、Red Hatのライフサイクルサポート、およびクラウド展開のためのオープンな基盤を提供します。 このリファレンスアーキテクチャは、デプロイメントが完全にカスタマイズされており全てのコンポーネントの設計が統合されている場合と比較して、展開および管理がより容易なプライベートまたはハイブリッドクラウドソリューションを求めるインフラ運用者のためのガイドラインです。
QxStack Auto-Deployment QCT QxStack with Red Hat OpenStack Platformは、QxStack Auto-Deployment Toolを使用してRed Hat OpenStack Platform directorのインストールを自動化し、ベアメタルからフルプロビジョニングされたノードまで完全なOpenStack環境をインストールします。 このツールは、シンプルで強力でエージェントレスなオープンソースのIT自動化フレームワークであるAnsibleを活用しています。 このリファレンスアーキテクチャーは、ネットワークとストレージの要件に関する一連のプロビジョニングパラメータとカスタマイズされた設定に基づいて、どのようにして必要なデプロイメントテンプレートとスクリプトを自動的に生成するかについての方法を説明しています。 このツールは自動展開も可能であり、スケーリングプロセスを簡素化し、DevOps CI/CDソフトウェアのライフサイクルプロセスを受け入れる組織をサポートします。
ダウンタイムによる中断を最小限に抑えるフォールトトレランス QCT QxStack with Red Hat OpenStack Platformは、ビジネスのダウンタイムやデータ損失のリスクを最小限に抑え、一連のTempest機能テスト、Rally負荷テスト、高可用性(HA)テストをパスして、高い耐障害性を提供します。
事前インストールおよび事前構成済みソリューション QCT QxStack with Red Hat OpenStack Platformは、4つの独立したノードをもった超高密度サーバーアプライアンスQuantaPlex T41S-2Uを用いています。ストレージには超高密度ハイブリッド階層型ストレージアーキテクチャーであり、ホットスワッパブル、1UプラットフォームのQuantaGrid D51PH-1ULHを用いています。オプションとしてラックマネージメントおよびトTop-of-Rackネットワークスイッチが利用可能です。
オープンソースエキスパートのサポート QCT QxStack with Red Hat OpenStack Platformは、Red Hat Ceph storage、QCTハードウェア、QxStack Auto-Deployment Tool、およびRed Hatの受賞歴のあるグローバルなサポートのためのエンタープライズレベルのサポートと一貫したOpenStack ライフサイクルを完備しています。
コメント QCT社長 Mike Yang 「企業やサービスプロバイダーは、同じようにOpenStackを素早く採用し始めています。 しかし、彼らは生産にかかる時間を短縮できるソリューションを求めています。 QCT QxStack with Red Hat OpenStack Platformソリューションは、ハイパースケールのクラウドエキスパートとオープンソース・ソフトウェアエキスパートがサポートする、すぐにデプロイできるオプションが提供できるように設計されています。」 Red Hat社グローバル戦略アライアンス担当 副社長 Scott Musson氏 「QxStack with Red Hat OpenStack PlatformにおけるQCTとのコラボレーションによって、QCTハードウェア上でOpenStack、Cephベースのクラウド環境をAnsibleで自動化することで、時間を節約したいと考える顧客にお互いの専門知識を提供できます。私たちはそのために双方の顧客がOpenStackベースのクラウド環境を容易に導入できるようにいたしました。」
QxStack with Red Hat OpenStack Platformその他の機能
QCTについて Quanta Cloud Technology (以下QCT)は、グローバルなデータセンターソリューションプロバイダーです。私たちはハイパースケールハードウェアの効率性と業界をリードする様々なインフラストラクチャソフトウェアを組み合わせて、次世代データセンター設計および運用上の課題を解決します。 製品ラインナップは、ハードウェアコンポーネントとソフトウェアパートナーの多様なエコシステムを有するサーバー、ストレージ、スイッチ、統合型ラックシステムだけでなく、ハイパーコンバージドや、ソフトウェア定義データセンターソリューションが含まれます。 QCTは、独自のグローバルネットワークを通じて、最新の設計、製造、統合、およびサービスを提供しています。QCTは、フォーチュン・グローバル500企業であるQuanta Computer, Inc.傘下の企業です。http://www.QCT.io
### Red Hat, Red Hat Enterprise Linux, Ansible, and Ceph are trademarks or registered trademarks of Red Hat, Inc. or its subsidiaries in the U.S. and other countries. Linux® is the registered trademark of Linus Torvalds in the U.S. and other countries. The OpenStack Word Mark is either a registered trademark/service mark or trademark/service mark of the OpenStack Foundation, in the United States and other countries, and is used with the OpenStack Foundation's permission. Red Hat is not affiliated with, endorsed or sponsored by the OpenStack Foundation, or the OpenStack community. |