QCTはクラウドベースの5Gインフラストラクチャ向けに、通信事業者のニーズを満たすオープンなエコシステムパートナーを促進
Solution
07 Feb. 2018
 

「Central Office 2.0」構想の推進と、通信とITの統合を加速するCentral Officeソリューションへの移行を展開するIntel社およびRed Hat社と協業

 

サンノゼ、カリフォルニア、2018年2月6日:Quanta Cloud Technology(QCT)は本日、サンノゼ、カリフォルニアのQCTソリューションセンターで「Central Office 2.0」イベントを開催しました。そこでは、新しく開設されたQCT Telcoエコシステムコラボレーション(QTec)ラボで、テクノロジーパートナーと連携して、当社のネットワーク変革ソリューションの詳細を発表しました。「Central Office 2.0」は、IoT、自動運転、バーチャルリアリティ(VR / AR)などの高性能かつ低遅延の5Gアプリケーション向けにエッジコンピューティングを進化させる次世代Central Officeに対するQCTのビジョンを表しています。 QCTはIntel社やRed Hat社などの業界最高の技術パートナーや、Open Networking Foundation(ONF)やOpen Platform for NFV(OPNFV)などの新しいネットワークコミュニティと提携する主導的役割を担っており、最先端で高性能かつ低遅延なネットワーク要求を満たす、堅牢でオープンな標準ベースのネットワークソリューションを提供します。

 

QCT代表 Mick Yangは次のように述べています。「QCTとインテル社およびRedHat社との長期的な協業関係は通信事業者向けに拡大しています」「私たちのパートナーは、通信事業者向けのインフラストラクチャをサポートする最適化されたNFVIプラットフォームを使用してTelco市場からの新たな要件に直接対応し、IAベースシステム上でパフォーマンスの一貫性を提供する実用的なソフトウェア定義のネットワーキング(SDN)ソリューションを提供します 。 5Gインフラストラクチャの分野で業界をリードするハードウェアおよびソフトウェアプロバイダとの戦略的提携を通じて、通信事業者のCAPEXを引き下げ、長期的に利益率を向上させる競争力のあるOPEXの優位性を提供する、高性能なオープンプラットフォームを我々は開発しました。」

 

Intel®Rack Scale Design(Intel® RSD)による柔軟で動的なリソース・プーリングから、NFVインフラストラクチャーのパフォーマンス向上に至るまで、QCTの製品は、インフラストラクチャの更新と、5Gへの技術革新と新アプリケーションの登場に伴い、ネットワーク・エッジでの効果的な競争を行う通信事業者に適しています。 Intel Rack Scale DesignのゼネラルマネージャーであるFigen Ulgen氏は次のように述べています。「Intel RSDは、通信事業者に新レベルのインフラストラクチャの効率性と機敏性を提供します。」「QCT、Red Hat社、Intel社との提携により、通信サービスプロバイダーのデジタル化がさらに進展されるでしょう。」

 

  • QxStack NFV Infrastructure with RedHat® OpenStack® Platform - 最適化されたネットワークパフォーマンスを実現するデータプレーンキャリブレーションと強化されたプラットフォーム認識(EPA)機能
  • QCT Central Office Re-architected as a Datacenter (CORD) Ready POD – Central Officeおよびエッジコンピューティング用 - ユーザーが検証可能な世界初の完全に統合されたオープンソースのインフラストラクチャ
  • QCT Rackgo R Vertical Integration with OpenStack ‐ Intel RSD ベースの容易に導入、拡張可能な全機能搭載ラックレベルソリューション 

 

インフラストラクチャ・ビルディングブロックの提供に加えて、仮想化無線アクセスネットワーク(Virtualized Radio Access Network : vRAN)テクノロジーの導入に関連する諸問題と同様に、通信事業者が物理から仮想進化型パケットコア(Virtual Evolved Packet Core : vEPC)に移行する際に直面する複雑な一連の技術的課題についてQCTは理解しています。 これに対応して、QCTソリューションは、Central Officeを仮想化するためのエンドツーエンドの事前検証済みで、事前統合された、事前設定済みかつ、事前最適化されたNFVIを提供することで、導入時間とコストの無駄をなくしたシステム構築が可能となります。

 

Red Hat社グローバル情報通信技術担当副社長、Darrell Jordan-Smith氏は次のように述べています「NFVによって引き起こされ、そして拡張されて最適化されたNFVインフラストラクチャ(NVFI)により、通信事業者にパラダイムシフトが進行中です。 」「QCTとの共同作業によりRed Hat OpenStack Platformを含むEPA準拠のソリューションが生まれました。これは通信事業者にたいして、ETSIやOPNFVなどの業界標準規格との互換性確認やテストにより、信頼性やスケーラビリティが向上したアップグレードパスを提供します」

 

QCTの「Central Office2.0」ソリューションは、スペイン、バルセロナで2018年2月26日から3月1日まで開催されるMobile World Congress (MWC2018) のホール‐5 ブース番号‐5B11で展示予定です。

 

詳細の情報は次のURLを参照ください(英語) http://go.qct.io/qct-central-office-v2/

 

Quanta Cloud Technology (QCT)について

Quanta Cloud Technology (以下QCT)は、世界的なデータセンターソリューションプロバイダーです。私たちはハイパースケールハードウェアの効率性と業界をリードする様々なインフラストラクチャソフトウェアを組み合わせて、次世代データセンター設計および運用上の課題を解決します。QCTはパブリック、ハイブリッドおよびプライベートクラウドを運用している、サービスプロバイダー、通信事業者、エンタープライズ企業にソリューションを提供します。

製品ラインナップには、ハードウェアコンポーネントとソフトウェアパートナーの多様なエコシステムを有するサーバー、ストレージ、スイッチ、統合型ラックシステムと同様に、ハイパーコンバージド製品や、ソフトウェア定義データセンターソリューションを提供しています。

QCTは、独自のグローバルネットワークを通じて、最新の設計、製造、統合、およびサービスを提供しています。QCTは、フォーチュン・グローバル500企業であるQuanta Computer, Inc.傘下の企業です。

 

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